13章カルマの解消と14章お守りについて

第13章の内容

13章では、今世に一番影響を与えている悪いことをしてしまった過去世についての物語が言われます。

どの国のどんな家庭に生まれて、どのような仕事をしていたか、そしてその人生の中でどのような悪いことをしてしまったのかについて言われます。

注意点

この時の過去世の被害者の方々にお詫びの気持ちを持つことは大切なことです。記憶はないと言え自分がしてしまったことです。

しかしながら、この過去世にしてしまった悪いことに捉われて、気落ちする必要はありません。今回解消して頂けるのでご安心ください。

また、笑い話にしてしまうという事も、過去世の被害者の方々は良い想いをしないので、完全な形でのカルマの解消の妨げになりますので注意しましょう。

第13章カルマの解消について

過去世の物語が言われた後、その悪いカルマを解消するための儀式について言われます。

これらはご自身でインドに直接行って行う事も出来ます。当方では、代行での実施を推奨しておりますので、ご希望の方は代行費用をお支払いお申込みいただくと、インドにて儀式を行っていただけます。

代行費用は人により異なりますので、葉を聞いてから3‐5日以内にお知らせさせて頂きます。

よくある質問

  • 直接行った方がカルマの解消のレベルが上がるのではないか?

というご質問も頂きますが、こちらについてもアガスティアの葉に確認させて頂いたことがあります。

自身でインドに行き、例えば、貧しい方々に食事を配ることをするとします。その時にどうしても「私が食事を配ってやった」という自分がやってやったぞというが出てしまうことがあります。この思いがカルマの解消を邪魔してしまいます。

そのため、代行にて「どうぞお願いします」と全て託す気持ちの方がカルマの解消がされやすいという事です。

  • 代行をお願いしたいけれどもお金がなくて直ぐにできないがどうすればいいか?

という質問もよく頂きます。

美容師の20代の方で、毎月毎月1万円くらいずつ解消のためのお金を貯めて、申し込んだ方がいらっしゃいました。

その方が代行の申し込みを終え、次に新しい葉を聞いた時には下記のように書かれていました。

「この娘さんは、ブランマ(創造神)が新しく書き直したくらいの新しい人生を得るような、リフレッシュしたような人生を歩む。」

神や聖者に実際に届くのはお金ではなく「想いなのです。

カルマの解消を手助けして下さるアガスティア聖者や神様への感謝の気持ちでお願いしましょう。

カルマの解消の儀式の例

ガネーシャ神への祈り

インドにおいて、全ての儀式はガネーシャ神をお祈りしてから始まります。

ガネーシャ神とは、像の顔をした神様で仏教では大聖歓喜天と呼ばれています。

ガネーシャ神がいないお寺の場合でも、このようにウコンでガネーシャ神をつくりお祈りします。

アガスティア聖者と7人の聖者に対する儀式

サプタリシ(サプッタ=7、リシ=聖者)は、4つのユガ(インド哲学の時代の単位)を通じて人類を導く7人の聖者として知られています。彼らは半不死の地位を与えられており、それは極度の苦行とヨーガの力によって獲得されたものとされています。
彼らは未来を予見することができ、生と死の輪に支配されることはなく、神々よりさらに高い地位にいると言われています。

また、インドにおいてサプタリシはそれぞれが北斗七星の7つの星に命名されています。
アガスティア聖者はこのリーダー的存在であり、7人には含まれないことが多いです。

人生を導いて下さるアガスティア聖者に、花・果物・甘いお菓子・香り高いものをお供えし感謝を伝えるプージャという儀式が行われます。

それとは別に7人の聖者に1人当たり1500ルピー(3000円弱)を捧げて、アガスティア聖者や7人の聖者の祝福を得る儀式を行います。

お寺での儀式

お寺は3つか4つのお寺が言われます。このお寺の場所や儀式を行う神様は人によって違います。

例えば、今が土星という惑星の位置が悪く、それによって悪い影響が出ている方の場合には、土星のお寺が出てくる等、その方にとって最良のお寺が言われます。

「ご本人名義で」「ご家族の名義で」など、儀式を行う際の名義も変わります。ご家族名義で行う場合にはカルマなどの悪い影響が家族同士でも及んでいることを解消するためになります。

その場合には、お申込みの際にご家族のお名前と生年月日をお伺いさせていただきます。

各お寺ではおおよそ3つの儀式が行われます。「アビシェーカム」「アルチナ」「プージャ」という儀式です。まれに「ヤーガ(護摩炊き)」の儀式が言われることもあります。

動画の音声は消音にしています。

食事の提供

インドの寺院では、食事を頂けるスペースがあります。

葉の内容によりますが、「108人の○○の方へ食事をお配りする」など言われます。人によって何人にお配りするか、どのような方(貧しい方、年配の方、障害のある方、子供、結婚した女性等)へ向けてかが変わります。

申込みの際の想い

カルマの解消は決して強制は致しません。なぜなら、想いが大切になるからです。

カルマの解消をお寺にお願いする場合、人にもよりますが、20万円くらいの費用が掛かります。この費用についても、どのような心でこのお金を支払うかが大事だと仰っています。

例えば、儀式を行うための牛乳やウコン水、バラ水、蜂蜜、ヨーグルトなどを購入するために使われるので、その牛乳を作っている方、牛を育ててる方にもその恩恵が行くことになります。

アルチナで使う花についても、花を育てて、飾りを作ったりする人々の生活にも恩恵を与えているので、ご自分のカルマの解消を通して、寺院の僧侶のみならず、そこに関わる多くの方々の生活に関わらせて頂くことに繋がっています。

これを行えること自体が大変幸せなことだと心から感謝をしてカルマの解消をすると、より良い形でカルマの解消ができると言われています。

上記の写真の花輪は一度神様に捧げられたものですが、手作りでとても手が込んでいました。

マントラ(ご自身で行う解消方法)

概ね下記の2つのマントラを言われる方が多いので掲載しておりますが、異なるマントラの場合には個別でお知らせいたします。

何週間行うかについても人により異なりますので、リーディング後にお知らせいたします。

「オーム サラヴァナ バワ (om saravana bhava)」

(意味:オームとは宇宙が始まった時の聖なる音、サラヴァナバワはムルガン神の別名➡ムルガン神をお呼びするイメージ)

○○週間、火曜日にムルガン神のマントラを108回唱えなければなりません。

「オーム アガッティサーイェ ナマハ (om agastheesaya namaha)」

(意味:オームは聖なる音、アガッティサーイェはアガスティア聖者のこと、ナマハはお称えします➡アガスティア聖者をお称えしますという意味)

○○週間、木曜日にアガスティア聖者のマントラを108回唱えなければなりません。

※その他マントラを唱える際の注意事項※

  • 葉で言われた週間、唱え続けることによって100%のカルマが消えるとすると、1週間行う毎に数%ずつカルマが消えて行きていくことになります。

 やりたくない、面倒だという気持ちで唱えるのであれば、全ての回数を行っても100%にはなりません。なぜなら、神様には「想い」が届くからです。カルマ解消のお手伝いをして下さっている神様をイメージして、感謝の気持ちで集中して唱える事が重要になります!

  • マントラを唱える前には身を清める必要があります。一番良い方法はシャワーを浴びることです。しかし、それが不可能な場合には、手や顔を洗ってすっきりした気持ちで唱えてください。
  • 時間は、朝5時〜8時、夕方16時〜19時の日の出や日の入りの時間帯がエネルギーが良い時間の為推奨されています。しかし、この時間に行えない場合は別の時間帯でも問題ありません。
  • 心を落ち着かせることが出来る場所で行って下さい。東に向くことが望ましいです。神棚等がある場合には、そちらを向いてでも構いません。
  • マントラは声に出しても良いですし、心の中で唱えても良いです。集中できる方法で行って下さい。
  • マントラが終了後には「シャンティ シャンティ シャンティヒー ティルチットゥルアンバラン」意味は(魂が平安でありますように)という意味になりますので、こちらを唱えて頂くことをお勧めしています。
  • 言われている回数以外にも日常生活の中、心の中で唱えることで常に私たちの心を落ち着かせ、平安を保つことに繋がります。

おまけ(マントラの脳への効果)

「サンスクリット」でマントラを記憶して暗誦すると、脳の灰白質が増加するという調査結果が明らかになりました。調査したのは、スペインのバスク認知脳言語センターのジェームズ・ハーツェル博士チームです。
左右の脳の灰白質が全体的に10%大きく大脳皮質もかなり厚くなっていました。記憶を司る海馬の右側も灰白質が大きくなり、海馬の75%を占めていました。
ハーツェル博士は「海馬がこれほど拡大した様子を示す研究はこれまでに見たことがない」と述べています。サンスクリットのマントラ(暗唱)で脳灰白質が増加 | トウドウ (ヴェーダプラカーシャ)オフィシャル

マントラの脳への効果は科学的に明らかになっていますので、カルマの解消の効果との相乗効果が楽しみですね。

14章のお守りの作成

こちらはご自身で行うことでできませんので、ご希望の場合には代行でのお申込みになります。

お守りが、どのようなマントラを唱えながら作られるものかは人により異なります。

そのマントラをインドの先生が○○日間、毎日朝と夕方の2回、1008回ずつ唱えて下さいます。

この際、銅のプレートに、ご本人の名前・誕生日など個人が特定できる情報を記入して、朝と夕方にそれぞれ新しいお花・果物・甘いお菓子・香り高いものをお供えをして、1008回マントラをご自身の為だけに唱えてくださいます。

○○日間祈ってエネルギーの入ったお守りが手元に到着後、お守りを身体に身に付けなければなりません。それによって、恨み、妬み、因縁などが、人生から遠ざかることになります。

お守りのお申込みおよび費用のお支払いを終えてから、約1週間以内に良い日をみて、インドのお寺でお守り作成のお祈り・儀式が開始されます。

その後、約1年半〜2年ほどかけて作成され、出来上がったお守りをお届けさせていただきます。

お手元に届くまでの間も良いエネルギーが届き守ってくださいますので、安心した気持ちでお待ちください。

上記の様なチェーンをかけてネックレスに出来るようなお守りが届きます。チェーンはご自身でご準備ください。胸のチャクラの位置付近にお守りが届く長さが好ましいとされています。

ご不明な点がございましたら、ご遠慮なくご連絡ください。